明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
日本人の歴史観Part3
2007年11月28日(水) 18:11
前回は、系譜を重んじる欧米に一大変化が訪れた事を言いましたが、それが何かと言うと・・・。

そう、気づいた人は多いと思いますがマルクス・エンゲルスによる共産主義が始まったのです。 共産主義(きょうさんしゅぎ、英Communism)とは、財産の共有を目指す思想で、一般には生産手段の私的所有を社会的所有に変えることを理想とするマルクスとエンゲルスの思想を指します。

しかしその根幹はマルクスが神を否定した事でもわかるように、共産主義の本質は「神」の否定した唯物主観です。 それじゃ何が「神」に取って代わったかと言うダーウィンの進化論でした。  

ダーウィンの進化論は、”生物の進化は、すべての生物は変異を持ち、変異のうちの一部は親から子へ伝えられ、その変異の中には生存と繁殖に有利さをもたらす物があると考えた。そして限られた資源を生物個体同士が争い、存在し続けるための努力を繰り返すことによって起こる自然選択(自然淘汰)によって引き起こされる。”と言う内容です。

つまり、「神」は創造主から引きずり下ろされ、「自然淘汰」が取って代わったわけです。 「自然淘汰」を簡単に言えば、より環境に適応したものがそうでないものを駆逐して取って代わると言うことです。 そう考えると、どこかで見たような気がしませんか?

そうです。易姓革命によく似ています。 共産主義も「暴力革命」による権力の移行を主張していて、易姓革命の「放伐」と同じです。 共産主義が中国に受け入れやすかったのも至極もっともなことで、多くの共産主義国家が崩壊していった中でしぶとく中国共産党が残存しているのは、元々中国が伝統的に革命思想を持っているせいです。 

ま、そんなわけで共産主義の台頭による唯物史観が戦後の20世紀後半に広がって行き、自由主義陣営と共産主義陣営に二分される訳です。


次回は、いよいよ日本人の歴史観に入っていきたいと思います。 難しいけど・・・。
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