2008年04月13日(日) 18:54
魅力を売るクール・ジャパン〜韓国が「B級扱い」する日本文化、西洋は「熱狂」
ある女性が日本式の畳部屋に正座している。派手な着物に、顔には厚い粉漆をしている。京都祇園の 花街で見かけそうな典型的なゲイシャ(芸者・伝統芸術をするキーセン)の身なりだ。長細い顔の線が なかったら、外国人と言うことを信じられないほどだった。何ヶ月か前の外信で入って来たこの写真 から、記者はしばらく目をはなすことができなかった。主人公は西洋人で最初にゲイシャになったオー ストラリアの女性学者だった。踊り・楽器・茶道・話法などの厳格な修練を経て関門をくぐった。月 10万円の授業料を出して、「乗用車一台分の値段」がする着物も購入したと言う。彼女はオックスフ ォード大学の博士だった。そんなインテリがゲイシャのどんな魅力にひかれただろうか。
日本の文化的魅力を取材しようと心に決めたのはこの写真のためだけではなかった。同じようなニュ ースが続いて、記者の好奇心を刺激していたところだった。フランスの飲食店評価雑誌「ミシュラン ガイド」は東京を世界最高の'美食都市'にあげた。伝統の美食強国フランスを追い抜いたのだ。そう かと思えばヨーロッパの若者達の間に日本式婚礼がブームという海外トピックもあった。欧米の「日 本熱狂」は私たちの想像以上だ。マドンナが東京の裏通りを舞台にミュージックビデオを取り、スポ ーツスターたちは意味も分からない日本式漢字のタトゥーを刻む。寿司が高級食で通じるし、日本式 「禅」スタイルは欧米上流層が好む高級生活様式に席を占めている。
「日本」といえば私たちは経済大国を連想する。トヨタ自動車とソニ−の電子製品に象徴される製造 業強国のイメージが絶対的だ。一方、日本文化に対しては「倭色」と低級なB級扱いをする。私たちは 経済を除いた残りの分野、すなわち日本の文化や生活様式、美意識、価値観などに対してはしぶい評 価を下すきらいがある。しかし、経済的観点だけで見たら21世紀の日本を正しく理解できない。 私たちが意識しない間に日本は経済大国を飛び越えて「文化大国」に変身した。今、世界で日本は一 番魅力的な国で通じる。ただ魅力を発散するのではなく、国家ブランドの魅力を利用し、お金を儲け て富を新たにつくりだすソフトパワーの経済モデルを作り出したのだ。
ワシントンポストが「クール(cool・魅力)の帝国日本」と言う特集記事を載せたのは4年前の事だった。 記事は日本に「地球上で一番クールな国(the coolest nation on earth)」という賛辞を献呈した。日 本のマンガ・アニメ・ファッション・映画が世界市場を席巻していると「文化が(製造業をしのいで) 日本の最大輸出品になった」と書いた。和製文化商品の躍進は刮目に値する。世界は宮崎駿のアニメ を見て、任天堂のゲームに没頭し、村上春樹の小説と、高田賢三のファッション、安藤忠雄の建築に 沸き返える。
「漫画(manga)」と呼ばれる日本マンガは世界マンガ市場の60%を占有し、和製TVアニメの対米輸出が 鉄鋼製品輸出額の3倍に達する。日銀によれば1997〜2006年の間、日本の総輸出額が約70%増加した一 方、文化商品輸出は3倍以上増えた。日本経済はもう工産品輸出国の段階を経て「文化輸出大国」に移 行した。こんな日本を製造業経済という伝統的定義だけで見ていたら正しく理解できるだろうか。
ソース:朝鮮日報(韓国語) 東京・京都=朴ジョンホン経済部長
☆10年以上前に柴犬がヨーロッパにいたときに、パリのメトロで日本語のゲームマニュアルを読んでいる少年を見かけた事がある。 金髪碧眼のどう見ても日本人じゃなかったのだけど・・・。 「日本語読めるの?」って聞いてみたい気持ちだった。
フランスでは現在「Japan Expo」が盛況だそうで、今年2008年の7月で9回目を迎えます。年々盛況になっているようなので、日本人としては嬉しい限りです。
以前にも書きましたが、日本は既に工業品輸出よりは、ロイヤリティーは金利などの方が貿易黒字としては多い国となっています。 つまり工業国と言うよりは技術・文化国と言った方がふさわしい状況に有る訳です。
過去の、常識にとらわれず現状、そして未来を見ていきたいものです。
ある女性が日本式の畳部屋に正座している。派手な着物に、顔には厚い粉漆をしている。京都祇園の 花街で見かけそうな典型的なゲイシャ(芸者・伝統芸術をするキーセン)の身なりだ。長細い顔の線が なかったら、外国人と言うことを信じられないほどだった。何ヶ月か前の外信で入って来たこの写真 から、記者はしばらく目をはなすことができなかった。主人公は西洋人で最初にゲイシャになったオー ストラリアの女性学者だった。踊り・楽器・茶道・話法などの厳格な修練を経て関門をくぐった。月 10万円の授業料を出して、「乗用車一台分の値段」がする着物も購入したと言う。彼女はオックスフ ォード大学の博士だった。そんなインテリがゲイシャのどんな魅力にひかれただろうか。
日本の文化的魅力を取材しようと心に決めたのはこの写真のためだけではなかった。同じようなニュ ースが続いて、記者の好奇心を刺激していたところだった。フランスの飲食店評価雑誌「ミシュラン ガイド」は東京を世界最高の'美食都市'にあげた。伝統の美食強国フランスを追い抜いたのだ。そう かと思えばヨーロッパの若者達の間に日本式婚礼がブームという海外トピックもあった。欧米の「日 本熱狂」は私たちの想像以上だ。マドンナが東京の裏通りを舞台にミュージックビデオを取り、スポ ーツスターたちは意味も分からない日本式漢字のタトゥーを刻む。寿司が高級食で通じるし、日本式 「禅」スタイルは欧米上流層が好む高級生活様式に席を占めている。
「日本」といえば私たちは経済大国を連想する。トヨタ自動車とソニ−の電子製品に象徴される製造 業強国のイメージが絶対的だ。一方、日本文化に対しては「倭色」と低級なB級扱いをする。私たちは 経済を除いた残りの分野、すなわち日本の文化や生活様式、美意識、価値観などに対してはしぶい評 価を下すきらいがある。しかし、経済的観点だけで見たら21世紀の日本を正しく理解できない。 私たちが意識しない間に日本は経済大国を飛び越えて「文化大国」に変身した。今、世界で日本は一 番魅力的な国で通じる。ただ魅力を発散するのではなく、国家ブランドの魅力を利用し、お金を儲け て富を新たにつくりだすソフトパワーの経済モデルを作り出したのだ。
ワシントンポストが「クール(cool・魅力)の帝国日本」と言う特集記事を載せたのは4年前の事だった。 記事は日本に「地球上で一番クールな国(the coolest nation on earth)」という賛辞を献呈した。日 本のマンガ・アニメ・ファッション・映画が世界市場を席巻していると「文化が(製造業をしのいで) 日本の最大輸出品になった」と書いた。和製文化商品の躍進は刮目に値する。世界は宮崎駿のアニメ を見て、任天堂のゲームに没頭し、村上春樹の小説と、高田賢三のファッション、安藤忠雄の建築に 沸き返える。
「漫画(manga)」と呼ばれる日本マンガは世界マンガ市場の60%を占有し、和製TVアニメの対米輸出が 鉄鋼製品輸出額の3倍に達する。日銀によれば1997〜2006年の間、日本の総輸出額が約70%増加した一 方、文化商品輸出は3倍以上増えた。日本経済はもう工産品輸出国の段階を経て「文化輸出大国」に移 行した。こんな日本を製造業経済という伝統的定義だけで見ていたら正しく理解できるだろうか。
ソース:朝鮮日報(韓国語) 東京・京都=朴ジョンホン経済部長
☆10年以上前に柴犬がヨーロッパにいたときに、パリのメトロで日本語のゲームマニュアルを読んでいる少年を見かけた事がある。 金髪碧眼のどう見ても日本人じゃなかったのだけど・・・。 「日本語読めるの?」って聞いてみたい気持ちだった。
フランスでは現在「Japan Expo」が盛況だそうで、今年2008年の7月で9回目を迎えます。年々盛況になっているようなので、日本人としては嬉しい限りです。
以前にも書きましたが、日本は既に工業品輸出よりは、ロイヤリティーは金利などの方が貿易黒字としては多い国となっています。 つまり工業国と言うよりは技術・文化国と言った方がふさわしい状況に有る訳です。
過去の、常識にとらわれず現状、そして未来を見ていきたいものです。


