2008年03月20日(木) 19:44
充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。
−クラークの第三法則より−
○SF小説の大家、アーサー・C・クラーク氏が死去
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/20/009/
英国人小説家アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。享年90歳、死因は心肺機能不全。ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフとともに三大家とされた同氏の死去により、SF小説の1つの時代が終わった。
クラーク氏は、英国サマセット州マインヘッドで1917年に誕生。成人後は英国空軍の将校としてレーダーの開発に従事したのち、ロンドン大学キングス・カレッジで物理学と数学の学位を取得、教員として勤務する傍ら1946年に「太陽系最後の日」でプロ作家としてデビュー。1952年に発表した「幼年期の終わり」でSF作家としての地位を確立、後年「宇宙のランデヴー」と「楽園の泉」の2作品がヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞 (1973年、1979年) 、名声を確かなものとした。1998年には、エリザベス女王よりナイトの称号を授与されている。
作家としての活動以外にも、静止軌道上の衛星間通信に関する論文を科学雑誌「Wireless World」へ寄稿、後年実用化されるなど、科学技術に対する鋭い洞察と見識の高さで知られる。
1960年代後半には、故スタンリー・キューブリック監督とともに映画「2001年宇宙の旅」 (1968年公開) を制作。地球外文明との遭遇と人類の進化をテーマとした本作は、SF映画の記念碑的存在として現在も高く評価されている。
クラーク氏の訃報に接しアメリカ航空宇宙局 (NASA) は、「地球での個人的な旅は終わりを告げたが、彼のビジョンは著作を通じて生き続けるだろう」との声明を発表している。
☆個人的にはチベット問題で中国にはかなり頭に来ていて、今日も中国関係で行こうかと思ったが、流石に三日連続だと胃に来るかと思っていたやさき、クラーク氏死去のニュースを聞きましたので急遽この話題としました。
さて冒頭の「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」はSF好きの人にはお馴染みで、アニメ夜話の岡田斗司夫氏がよく口にしますので知っている人も多いと思います。
これは、「クラークの三法則」の第三番目の法則で、他の二つは、
第一法則:高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
第二法則:可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。
さて、「マギ」についてですが聖書にでてくる「東方の三賢人」(カスパー、メルキオール、バルタザール )が有名ですね〜。 当時の賢人とは現在の思想家や科学者・医学者全てを合わせた様な人だったわけです。
一言で言えば「錬金術師」のはしりとでも言いましょうか? ずっと後に錬金術師もその後に科学者に繋がるのはご存じの通りです。
「マギ」が転じて「マジック」という単語が出来たことからもわかる様に、古来から中世(ひょっとすると現在)まで魔術と科学は区別出来ない物だったわけです。
そういうわけで、マギの末裔であるクラーク氏がこの第三法則を語ったのは至極当然の事なのでしょう。
今週は、故人を偲びながら「2001年宇宙の旅」でも見ますか。
−クラークの第三法則より−
○SF小説の大家、アーサー・C・クラーク氏が死去
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/20/009/
英国人小説家アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。享年90歳、死因は心肺機能不全。ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフとともに三大家とされた同氏の死去により、SF小説の1つの時代が終わった。
クラーク氏は、英国サマセット州マインヘッドで1917年に誕生。成人後は英国空軍の将校としてレーダーの開発に従事したのち、ロンドン大学キングス・カレッジで物理学と数学の学位を取得、教員として勤務する傍ら1946年に「太陽系最後の日」でプロ作家としてデビュー。1952年に発表した「幼年期の終わり」でSF作家としての地位を確立、後年「宇宙のランデヴー」と「楽園の泉」の2作品がヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞 (1973年、1979年) 、名声を確かなものとした。1998年には、エリザベス女王よりナイトの称号を授与されている。
作家としての活動以外にも、静止軌道上の衛星間通信に関する論文を科学雑誌「Wireless World」へ寄稿、後年実用化されるなど、科学技術に対する鋭い洞察と見識の高さで知られる。
1960年代後半には、故スタンリー・キューブリック監督とともに映画「2001年宇宙の旅」 (1968年公開) を制作。地球外文明との遭遇と人類の進化をテーマとした本作は、SF映画の記念碑的存在として現在も高く評価されている。
クラーク氏の訃報に接しアメリカ航空宇宙局 (NASA) は、「地球での個人的な旅は終わりを告げたが、彼のビジョンは著作を通じて生き続けるだろう」との声明を発表している。
☆個人的にはチベット問題で中国にはかなり頭に来ていて、今日も中国関係で行こうかと思ったが、流石に三日連続だと胃に来るかと思っていたやさき、クラーク氏死去のニュースを聞きましたので急遽この話題としました。
さて冒頭の「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」はSF好きの人にはお馴染みで、アニメ夜話の岡田斗司夫氏がよく口にしますので知っている人も多いと思います。
これは、「クラークの三法則」の第三番目の法則で、他の二つは、
第一法則:高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
第二法則:可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。
さて、「マギ」についてですが聖書にでてくる「東方の三賢人」(カスパー、メルキオール、バルタザール )が有名ですね〜。 当時の賢人とは現在の思想家や科学者・医学者全てを合わせた様な人だったわけです。
一言で言えば「錬金術師」のはしりとでも言いましょうか? ずっと後に錬金術師もその後に科学者に繋がるのはご存じの通りです。
「マギ」が転じて「マジック」という単語が出来たことからもわかる様に、古来から中世(ひょっとすると現在)まで魔術と科学は区別出来ない物だったわけです。
そういうわけで、マギの末裔であるクラーク氏がこの第三法則を語ったのは至極当然の事なのでしょう。
今週は、故人を偲びながら「2001年宇宙の旅」でも見ますか。


