明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
神に最も愛された
2008年03月08日(土) 18:55
「神に愛された人」という言い方はけっこうするが、「神に最も愛された」と言う表現を知ったのは、夢枕 獏さんの「神々の山嶺」を読んでからだろうか。

8000m級の山を無酸素登頂した人をこう呼ぶらしいのだが、なぜそう言う風に呼ぶかと言うと。

先ず、8000m以上の山に登るには「人並み外れた強靱な肉体と精神力」が必要とさる。なんせ、普通の人ならば何もしなくているだけでも命に係わる高度である。その場所に登るには「神に愛された肉体と精神力」が必要とされる。

しかし、どんなに優れた肉体を持っていても、8000m級の登頂は成功するものではない。変わりやすい山の天候や崩れやすい山肌がアルピニストの登頂をジャマする。

つまり、登頂の成功には「強運の持ち主」で有ることが必要で、それはまさに「神に愛された。」と表現するにふさわしい事なのだそうだ。

そういう諸々の内容を含めて「神に最も愛された」という表現をすると言うことを聞いて、「なるほどね。」と妙に納得したのであった。



<酸素濃度と症状及び標高との関係>



☆上記の表を見ていただけば、6000m以上の山に登ると言うことが如何に危険な事であるか理解してもらえると思う。 アルピニストでも5000m以上の標高では体力の回復が無い状態(つまり消耗しっぱなし)になるそうで、5000mを超えると山頂までは時間との戦いになる様です。


4000mにも足りない、富士山に登っただけで「へーへー」言っている柴犬には理解不可能なレベルでまさしく神の領域の話では有りますが・・・。

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