2007年12月24日(月) 23:02
日本に老舗はなぜ多いのか? 逆を言えば他の国は少ないのか?
日本の次がドイツだったことに気がついた人は第一関門を突破。 日本もドイツも世界有数の工業国だけど、これは偶然ではない。ドイツには古くからマイスター制度というものがあり、熟練技術者を育成してきた。 (日本にも同じように徒弟制度があった。) それ以上に、そうした職人が尊敬されるという伝統がある。だから何代にも渡って、技術が引き継がれる事ができた。
それじゃなぜそう言う伝統が育ったかという疑問が当然でる。これが第二関門。
結論を言ってしまえば、それは宗教的な理由です。
プロテェスタンティズムによる「利益追求の善化」 マックス・ウェーバーが指摘しているように、それまで頑なに認めなかった「商売上の利益」をプロテスタントが初めて「善」として認めたことで、資本主義が生まれた。 ―逆説の日本史13 井沢元彦よりー
また、「リナックスの革命」ペッカ・ヒマネン/著にも「プロテスタント的労働倫理。」が永遠の金曜日として批判的に書かれている。ハッカー精神は反プロテスタントであると言っています。
意外と思う人もいるだろうが、「利益を追求してはいけない」とする宗教又は考え方は多い。 ご存じの方もいるだろうが、イスラム教はお金を貸して利子を取ることを禁じているし。 また、ユダヤ教ユダヤ教においても利子の徴収は原則として禁じられていた。
まあ、順番から言えば一神教の元祖であるユダヤ教が利子を禁じたから、そこから派生したキリスト教やイスラム教もまた、利子を禁止したというのが正しいだろう。とはいえ、キリスト教などは利子の徴収を完全に禁じたのに対し、ユダヤ教は例外として異教徒(外国人)から利子をとることは許していた。
とにかく、利子を取ることは罪悪行為であった。。 また、同じように利潤を追求する行為も背徳行為だったのである。
☆まとめよう。 ユダヤ教やイスラム教。カトリックの国で金融・商業・工業が発展しないのは利益の追求が背徳行為だからである。 逆に言えば利益の追求が善であるプロテスタントが多数派である国は金融・商業・工業などの二次以降の産業が発展することになる。
ドイツやオランダはプロテスタントが多い国であり、米国はプロテスタントの国である。(建国からの歴史が短いせいで老舗は少ないが。)
それじゃ、一神教三兄弟とは関係ない歴史の長〜い中国になぜ老舗が少ないのか? わかるでしょうか? それは次回に・・・。
日本の次がドイツだったことに気がついた人は第一関門を突破。 日本もドイツも世界有数の工業国だけど、これは偶然ではない。ドイツには古くからマイスター制度というものがあり、熟練技術者を育成してきた。 (日本にも同じように徒弟制度があった。) それ以上に、そうした職人が尊敬されるという伝統がある。だから何代にも渡って、技術が引き継がれる事ができた。
それじゃなぜそう言う伝統が育ったかという疑問が当然でる。これが第二関門。
結論を言ってしまえば、それは宗教的な理由です。
プロテェスタンティズムによる「利益追求の善化」 マックス・ウェーバーが指摘しているように、それまで頑なに認めなかった「商売上の利益」をプロテスタントが初めて「善」として認めたことで、資本主義が生まれた。 ―逆説の日本史13 井沢元彦よりー
また、「リナックスの革命」ペッカ・ヒマネン/著にも「プロテスタント的労働倫理。」が永遠の金曜日として批判的に書かれている。ハッカー精神は反プロテスタントであると言っています。
意外と思う人もいるだろうが、「利益を追求してはいけない」とする宗教又は考え方は多い。 ご存じの方もいるだろうが、イスラム教はお金を貸して利子を取ることを禁じているし。 また、ユダヤ教ユダヤ教においても利子の徴収は原則として禁じられていた。
まあ、順番から言えば一神教の元祖であるユダヤ教が利子を禁じたから、そこから派生したキリスト教やイスラム教もまた、利子を禁止したというのが正しいだろう。とはいえ、キリスト教などは利子の徴収を完全に禁じたのに対し、ユダヤ教は例外として異教徒(外国人)から利子をとることは許していた。
とにかく、利子を取ることは罪悪行為であった。。 また、同じように利潤を追求する行為も背徳行為だったのである。
☆まとめよう。 ユダヤ教やイスラム教。カトリックの国で金融・商業・工業が発展しないのは利益の追求が背徳行為だからである。 逆に言えば利益の追求が善であるプロテスタントが多数派である国は金融・商業・工業などの二次以降の産業が発展することになる。
ドイツやオランダはプロテスタントが多い国であり、米国はプロテスタントの国である。(建国からの歴史が短いせいで老舗は少ないが。)
それじゃ、一神教三兄弟とは関係ない歴史の長〜い中国になぜ老舗が少ないのか? わかるでしょうか? それは次回に・・・。


