明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
どろろと百鬼丸
2007年09月28日(金) 19:04
レンタルで映画の「どろろ」を借りて見たのだが・・・。


予想通り内容は×でした。 まあ、ニュージーランドでロケを行った風景には一見の価値がありました。 風景を見るだけでも価値はあるかも。

さて「どろろ」の原作は手塚治虫氏なのだが、アニメでは「どろろと百鬼丸」でかつて放送されていてのですが。 微かに覚えがあります。



さていつものように『ウィキペディア(Wikipedia)』からです。

時代劇で妖怪物、というかなり特殊なジャンルとして発表され、アニメ化に伴う掲載誌の変更、ヒーローキャラである百鬼丸をうたったタイトル変更、なによりも全身に欠損を持つ超能力者と盗賊の孤児が主人公ということで、差別問題など微妙な問題が多く地上波では殆ど再放送されないなどかなり不遇な状況を背負った作品。

但し、内容は手塚得意のバラエティ豊かなドラマ、特に戦争に対する庶民の怒りが語られ、一つの村が隣同士の争いに巻き込まれて「ばんもん」という壁に分断されてしまう『ばんもんの章』はベルリンの壁や板門店に対する強烈な風刺で描かれている。

ちなみに唐沢俊一が生前の手塚に執筆動機を尋ねた際に、手塚は執筆当時の白土三平、水木しげるの作品人気を意識して描いたと答えた。 唐沢の談によれば、以前から水木や白土の作品人気を意識していた手塚が、ある授賞式の折、賞を受賞した水木に向かって『僕だってあなたみたいな妖怪ものぐらい書けるんですよ』といきまいてそのまま退場したという。どろろの執筆にあたって水木と手塚との確執(と言うより手塚の水木に対する一方的な嫉妬)が関与していたことが想像される。 「どろろ」というタイトルは手塚治虫の友達の子供がどろぼうのことを片言で“どろろう”といったことをヒントにした。





☆以前に、手塚治虫氏が大友克洋氏に「ぼくも描こうと思えば君のような絵も描けるんだよ。」と言った話をアップしたが、流石負けず嫌いな手塚治虫である。(笑い)

白戸三平氏は「カムイ外伝」が好きで子供の頃は熱中していたこともあって大好きだけどね。白戸三平も有名な左翼思想な漫画家なので(当時はそれが普通だったが)漫画の中では農民は絶えず飢えて百姓一揆をやっているし、領主や代官は下層階級のもの達を弾圧しているだが・・・。 

まあ、子供の頃の影響は大きいので、そのまま順調に育てば本人の自覚がないままに立派な左翼思想を持った大人になるんだろうけど。(爆) 日本史を少しでも勉強すれば百姓一揆なんてほとんど起こっていない事はわかるし。 そんなにあくどい領主や代官ばっかりじゃなかったこともわかる。

だいたい「百姓を殺せば→米の生産量が減る→上納米が減る→国の財政が傾く」くらいは中学生でもわかるでしょうが。


漫画は漫画。 フィクションなんだから現実と一緒にしちゃあいけませんって。


そんなわけで、手塚治虫も唯物論漫画家なんですが。 「鉄腕アトム」なんかを見ても明らかなんだけどね。 だから、支配者はだいたい悪人。(笑い) 

「どろろ」でもそのツボはしっかり押さえてあります。 そう言う観点から見ればそれなりに楽しめるでしょうか?  ハイ。

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