2007年06月14日(木) 10:38
【萬物相】客をもてなす文化の違い 朝鮮日報より
ヒューレット・パッカード(HP)社の最高経営責任者(CEO)を歴任したカーリー・フィオリーナ氏は1990年代初めに、以前勤めていたAT&Tの出張でソウルを訪れ、若い女性がもてなす高級料理店で焼き肉と酒による接待を受けた。フィオリーナ氏はこの日、生まれて初めてウイスキーを口にしたという。肉を焼く熱気と、酒の酔いも手伝って、平静を保つのも大変な状況だったらしい。しかしフィオリーナ氏は「韓国式の歓待」でスタミナと根気を試されている気がして、これに耐えた。これに勝たなければ、相手に認めてもらい、尊重してもらうことはできないと考えたとの話だ。そしてこの経験が後に日本や中国でビジネスをする上でも役に立ったと振り返った。
中国では「客の格」によって、客への対応を変えるのが普通だという。通常は料理を直接準備したり、何品か出前を取ったりして、自宅で客を迎える。一方、政府の役人など、特に重要な客の場合は、店で接待する。客の格を判断しつつも、いかなる場合も腹一杯食べさせることが重要だという点では同じだ。そして客のほうは食事を残すのが礼儀とされる。皿がきれいになるまで平らげれば、それは招待した側の準備が足りなかったということを意味するからだ。
一方、米国では頻繁に客を家に招く。正式な晩餐会でもなければ、料理の内容にはさほど気を遣わない。例えばバーベキューパーティーの場合、招待された家の裏庭で焼き上がった肉を、客がハンバーガーのようにパンに挟んで食べることはよくある。また「ポトラック・パーティー」と呼ばれるスタイルでは、客が1品ずつ料理を持ち寄って皆で食べる。中にはフライドチキン数切れにビール1杯といった気軽な集まりも多い。重要なのは人と人とのふれ合いであり、料理ではないのだ。
韓国では客を招待するとなれば、「食膳の脚が折れてしまうほど」という形容句が象徴するように、非常に多くの料理を準備する。何をどれだけ準備するかが重要なのだ。そのため、気軽に誰かを家に招待することができない。海外で韓国について広く知ってもらうための活動を行っている財団法人韓国イメージコミュニケーション研究院が最近韓国人と外国人を対象に調査したところ、客を自宅に招待するとした韓国人は10%に過ぎなかった反面、外国人は平均52%にも達したという。外国人では「重要な客ほど自宅に招待する」と回答した人が多かったが、韓国人では「しっかり接待したいと思えば、高級料理店を選ぶ」とする人が多かった。
ところで米国のレーガン大統領は1980年代初め、日本訪問について報告する記者会見で、「何がもっとも印象に残ったか」との質問に対し、「中曽根首相が所有する日本式の別荘に泊まり、日本の服を着てお茶を飲んだこと」と答えた。多くの外国人は「実際の生活」が垣間見えるようなもてなしをもっとも歓迎し、高く評価する。文化の違いといえばそれまでだが、形式的な接待よりも心のこもったもてなしのほうが意義深いという点では、洋の東西に違いはないはずだ。
☆珍しく日本のことを褒めているの? ほんと珍しい。
もてなしの心と言えば、石田三成が秀吉に出したお茶と同じく利休のもてなしでしょうかね。 食料事情が厳しくなる今日この頃、食べきれないほどの食事をだすのはどうも許されないきがするのだが・・・。
ヒューレット・パッカード(HP)社の最高経営責任者(CEO)を歴任したカーリー・フィオリーナ氏は1990年代初めに、以前勤めていたAT&Tの出張でソウルを訪れ、若い女性がもてなす高級料理店で焼き肉と酒による接待を受けた。フィオリーナ氏はこの日、生まれて初めてウイスキーを口にしたという。肉を焼く熱気と、酒の酔いも手伝って、平静を保つのも大変な状況だったらしい。しかしフィオリーナ氏は「韓国式の歓待」でスタミナと根気を試されている気がして、これに耐えた。これに勝たなければ、相手に認めてもらい、尊重してもらうことはできないと考えたとの話だ。そしてこの経験が後に日本や中国でビジネスをする上でも役に立ったと振り返った。
中国では「客の格」によって、客への対応を変えるのが普通だという。通常は料理を直接準備したり、何品か出前を取ったりして、自宅で客を迎える。一方、政府の役人など、特に重要な客の場合は、店で接待する。客の格を判断しつつも、いかなる場合も腹一杯食べさせることが重要だという点では同じだ。そして客のほうは食事を残すのが礼儀とされる。皿がきれいになるまで平らげれば、それは招待した側の準備が足りなかったということを意味するからだ。
一方、米国では頻繁に客を家に招く。正式な晩餐会でもなければ、料理の内容にはさほど気を遣わない。例えばバーベキューパーティーの場合、招待された家の裏庭で焼き上がった肉を、客がハンバーガーのようにパンに挟んで食べることはよくある。また「ポトラック・パーティー」と呼ばれるスタイルでは、客が1品ずつ料理を持ち寄って皆で食べる。中にはフライドチキン数切れにビール1杯といった気軽な集まりも多い。重要なのは人と人とのふれ合いであり、料理ではないのだ。
韓国では客を招待するとなれば、「食膳の脚が折れてしまうほど」という形容句が象徴するように、非常に多くの料理を準備する。何をどれだけ準備するかが重要なのだ。そのため、気軽に誰かを家に招待することができない。海外で韓国について広く知ってもらうための活動を行っている財団法人韓国イメージコミュニケーション研究院が最近韓国人と外国人を対象に調査したところ、客を自宅に招待するとした韓国人は10%に過ぎなかった反面、外国人は平均52%にも達したという。外国人では「重要な客ほど自宅に招待する」と回答した人が多かったが、韓国人では「しっかり接待したいと思えば、高級料理店を選ぶ」とする人が多かった。
ところで米国のレーガン大統領は1980年代初め、日本訪問について報告する記者会見で、「何がもっとも印象に残ったか」との質問に対し、「中曽根首相が所有する日本式の別荘に泊まり、日本の服を着てお茶を飲んだこと」と答えた。多くの外国人は「実際の生活」が垣間見えるようなもてなしをもっとも歓迎し、高く評価する。文化の違いといえばそれまでだが、形式的な接待よりも心のこもったもてなしのほうが意義深いという点では、洋の東西に違いはないはずだ。
☆珍しく日本のことを褒めているの? ほんと珍しい。
もてなしの心と言えば、石田三成が秀吉に出したお茶と同じく利休のもてなしでしょうかね。 食料事情が厳しくなる今日この頃、食べきれないほどの食事をだすのはどうも許されないきがするのだが・・・。


