明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
世界遺産の原点に戻る
2007年06月13日(水) 12:28
風に立つライオンさんのブログで「石見銀山の世界遺産認証が見送られた」との記事があった。 少し思うところがあったので世界遺産について書いてみたい。

柴犬は30以上の世界遺産を訪れている。 とは言っても、世界遺産だと知って訪れたものは少数で大半は後から知った。 または、後に世界遺産に認定されたものである。

世界遺産が人気をはくして来たのは、某テレビ局の放送のおかげだろうし、ここ10年くらいの事だと思う。 それに、世界遺産自体90年後半に認定されたものが多い。

1994年までで439だった登録数は2006年までに830と倍近くに増えている。つまり90年前半以前に世界旅行をした人はそれとは知らずに世界遺産を訪れた人が多い。(柴犬もその一人)

だから、見直せばもう少し数は増えるかもしれない。(笑い)



☆今回取り上げたいのは、世界遺産の一つ「九寨溝」です。

知っている人も多いと思いますが。九寨溝は「神々が降り立つ地」と形容されるくらい美しいと言うことです。 数年前に知ったときから、是非訪れてみたいと思ってたのですが・・・。 

世の中あまくなくて、「そうはイカの(ピー音)」だったのです。(爆)



先日、中国語講座で劉老師が話しでは「最近、観光道路が九寨溝のすぐ近くまで付いたことによって、バスや車の排ガスがひどく。 また、昔は民家が麓までしかなかったのに、観光客相手のホテルがかなり上まで建設されてそれらによる汚染がひどくなっている。」と言うことでした。

これを聞いて、思い浮かんだのは「インドのカシミール・ダウ湖周辺」と「立山・黒部周辺」の事でした。 この二つは、個人的には世界遺産になっても難の不思議も無いすばらしい場所なのですが。 対照的な事が一つだけあります。

以前にもUpしましたが、ダウ湖は生活排水による汚染がひどくて場所によってはどぶ川のような様相を呈しています。 その美しさも今のままでは、そう長く持たないでしょう。

片や、立山・黒部は一般車両を閉め出し、低公害車を運行させており。また、ホテルも屎尿処理施設を多額の資金を投じて作るなど、景観を保つための努力を地道にやっています。 たぶん100年先も安泰でしょう。

残念ながら中国やインドは今のところ公害や汚染をどうにかしようと言う意識に乏しく。九寨溝やダウ湖に限らず、自然破壊は着実に進んでいるようです。 

世界遺産に登録されるのは名誉な事でしょうが。 それに見合う努力がなければ九寨溝のように本来の魅力を失っていくことを関係者はしっかりと認識すべきだと思うこの頃です。



*世界遺産(せかいいさん)とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」

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